音楽は片耳だけで聴く。マイナーなモノラルイヤホン市場も既に活況?
私はマイナー好みです。
いやいや。別に天邪鬼(あまのじゃく)なわけではないのですが、なぜか人とは違うものを選びがちです。
人混みはきらいなので、あえて空いていそうな道を選ぶことは多いのですが、意識しなくても王道から外れることが多いのです。
キャッシュレスの時代に、適応できなさそうなのもそう。
>> 小銭が手元にないと心もとない。「キャッシュレス」なんて夢のまた夢
「ポンコツ」と呼ばれる古い車を、買い替えもしないで修理することもそう。
>> ひとつ直せば次はここかあ。事業も人生も車の修理も終わらない
なにより「事業ごっこのススメ」なんていうブログを書いている時点で、思いっきりマイナーですねw
両耳を塞ぐのは怖いから。音楽は昔ながらのモノラルイヤホンで聴く
私が子供の頃、イヤホンというものはモノラルが当たり前でした。
片耳に入れるやつですね。
ステレオなんて高価なもの、その辺にありませんでしたからこれで十分。
夜中のテレビとか、ラジオとか、当然のように片耳で聴いていました。
それがソニーからウォークマンなるものが発売されて、街の風景は一変しました。
その後も、CDウォークマンにMDウォークマン。iPodにiPhoneにスマホ・・・みんな両耳にステレオイヤフォン(←あえてイヤホンじゃなくてイヤフォンw)を突っ込んで、音楽を聴くようになりました。
でも・・・
周りの音、聞こえなくないですか?
緊急のアナウンス、いいんですか?
誰かに声掛けられても無視ですか?
私は基本的には外で音楽を聴きませんが、何年かに一回くらいは聴きたくなることもあります。
そんなときは、もちろんモノラルイヤホン。
というか、室内でも家でもモノラルイヤホンです。
両耳にイヤホンを着けた記憶はほとんどありません。
周りの音が聞こえなくなること、怖くてできませんw
こんなマイナーはずのモノラルイヤホンが。ニッチなはず市場が、すでに活況なことにおどろかされる!
またまたその昔の話ですが、片耳にイヤホンを突っ込んでいるのは、赤鉛筆片手に競馬中継を聴いているか、株の短波放送を聴いているかのどちらかでした。
私も周りからは、そんな風に見えていたことでしょう。
競馬や株の放送を聴いているように見せながら、実は軟弱な音楽を聴いているとは思うまい。
変な優越感に浸っていたものです。
ネットで手に入れた、社労士受験の講座CD音源を聴いていたこともありました^^;
しかしこのモノラルイヤホン。私は愛用していましたが、はっきり言ってあんまり売れないマイナーな商品です。
大きな家電量販店に行ったとしても、ほとんど選ぶ余地はありません。
2種類あって、どちらにするか悩めるならばいい方です。
音楽を聴くのにこれですか、みたいなものしかないこともありましたが、音質にはこだわらないから、まあいいか。
マイナー好みは選択の余地なし、というあきらめも肝心なのです。
・・・
ところが今回この記事を書くために、あらためて「モノラルイヤホン 音楽」で検索してみると・・・いろいろ新しい商品が出ているじゃないですか~!
- モノラルオーディオ設定で、片耳でもすべての音を聴く
- 片耳での視聴に最適!高音質の音楽専用イヤホン!
- 「音楽をモノラルで聴くにはこれだ!」
おいおいおい。
本気ですか? 大丈夫ですか?
私は私以外に、片耳で音楽を聴く人を知りません。
そんなニッチな市場に、これだけの商品が揃っていていいんですか?
なかなかいいものあるじゃないですか・・・じゃなくって、こんなニッチな市場、商売になるんですか~?w
こんなにニッチな市場でも活況ならば。無理に他の隙間を探すより、気楽に入っていった方がいいのかも
「個人で商売を始めるならニッチな市場に注目せよ!」という言葉があります。
「大手が手を出さない、隙間にこそチャンスがある」と言われています。
でも、片耳で音楽を聴くという、狭い狭い市場がここまで活況とは、恐れ入りました。
ニッチな市場で、誰も手を付けていない宝の山なんて、もうないんじゃないかという気さえしてきます。
そんな中、無理やり誰も来ないような、さらに狭い隙間を探すくらいなら、自分の好きな狭い市場で気楽に事業を考えてみるのもいいのかも。
今回、そんなことを考えてしまいました。
マイナー好みの私は最近ワードプレスがイヤになり、自分でCMS(コンテンツ管理システム:WordPressもこのひとつ)を作ったりしています。
>> ワードプレス以外の選択肢なんてない。わかっているけど、今日もまた
こんなもの絶対に需要はないな、と思っていたけど意外とそうでもないのかな?
ちゃんとブログに書こうかなw
その前に音楽用のモノラルイヤホン、新しく買いたくなっちゃったじゃないですか^^;
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