3級知財技能士は?「士」がつく国家資格で、簡単&コスパは最高か?

公開日:   最終更新日:2018/08/26

「知的財産管理技能士」という資格、知っていますか?

知的財産管理技能士(知財技能士)は、企業や団体が持っている知的財産を管理することが主な仕事です。
これも「宅建士」と同じく、りっぱな国家資格です。

まだまだその知名度は低いですが、今後ますます重要性は高まり、その役割は大きくなっていくことが期待されています。

この知的財産管理技能士は、技能検定に合格することで名乗ることが許されるという「名称独占資格」です。
残念ながら宅建士と違い、「業務独占資格」ではありませんので、この資格を持っていなくても同じ業務をすることはできます。
しかし、国家資格である「技能士」を名乗ることで、その知識や実務能力を国家が認めたものとして、周りの信用と信頼を勝ち得ることが可能なのです。

実は私も、この資格を持っています。
そしてこの資格に関するサイトも運営しています。
よろしければ、参考にしてください。

3級知的財産管理技能士徹底ガイド
勉強方法から検定合格、資格の活用までを分かりやすく解説

宅建士も独立開業できないから・・・これでいい?

宅建士の資格では、独立開業できません(たぶん)。

ひょっとしたら、できなくはないのかもしれませんが、あまり聞いたことがありません。
少なくとも、「独立開業」を目指して取る資格ではありません。

それならなぜ「宅建士」を取るのか?

勉強のためとか、就職に有利とか、いろいろあるでしょう。
でも単に、「国家資格が欲しい」だけであれば、他にも選択肢はあります。

たとえばここに紹介する、「知的財産管理技能士」などです。

3級知的財産管理技能士なら比較的取りやすい

まずは一番目のポイントがここです。

知的財産管理技能士(知財技能士)は、3級から1級まであります。
その中の、3級知財技能士になるための検定試験は、合格率70%です。

宅建士の試験に比べて、はっきり言って簡単です。

簡単ながらも「士」が付く資格です

簡単な国家資格なら、他にもたくさんあります。

たとえば、「防火管理者」。
りっぱな国家資格ですが、講習を受けたり、学歴だけで取ることができます。

ただ、この「知財技能士」、弁護士なんかと同じ「士」が付きます。
(宅建士も「士」が付きますね。)

この「士」がつく国家資格の中で、比較的取りやすいのが「3級知的財産管理技能士」なのです。

コスパも最高。試験に受かるだけで名乗ることができます

資格を、コストパフォーマンスで比較するのもどうかですが・・・。

宅建士試験に受かっても、「宅建士」を名乗ることはできません。
実務経験を積む必要や、代わりの講習、それに登録などが必要になります。

しかし、この「3級知的財産管理技能士」は違います。

検定試験に合格しさえすれば、すぐに名乗ることができます。
検定料は、11,000円と少しお高いですが、登録料込と思えば安いものです。
このほかに必要な費用と言えば、テキスト代で3,000円ほどでしょうか。

15,000円あれば、試験会場への交通費を含めても、おつりが出るかもしれません。

あっ、でも。

「簡単、簡単」と言ってはいますが、ちゃんと少しは勉強が必要ですよ!


応援ありがとうございます→ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ

スポンサーリンク

関連記事-こちらもどうぞ