3級知財技能士は?「士」がつく国家資格で、簡単&コスパは最高か?
「知的財産管理技能士」という資格、知っていますか?
知的財産管理技能士(知財技能士)は、企業や団体が持っている知的財産を管理することが主な仕事です。
これも「宅建士」と同じく、りっぱな国家資格です。
まだまだその知名度は低いですが、今後ますます重要性は高まり、その役割は大きくなっていくことが期待されています。
この知的財産管理技能士は、技能検定に合格することで名乗ることが許されるという「名称独占資格」です。
残念ながら宅建士と違い、「業務独占資格」ではありませんので、この資格を持っていなくても同じ業務をすることはできます。
しかし、国家資格である「技能士」を名乗ることで、その知識や実務能力を国家が認めたものとして、周りの信用と信頼を勝ち得ることが可能なのです。
実は私も、この資格を持っています。
そしてこの資格に関するサイトも運営しています。
よろしければ、参考にしてください。
3級知的財産管理技能士徹底ガイド
勉強方法から検定合格、資格の活用までを分かりやすく解説
宅建士も独立開業できないから・・・これでいい?
宅建士の資格では、独立開業できません(たぶん)。
ひょっとしたら、できなくはないのかもしれませんが、あまり聞いたことがありません。
少なくとも、「独立開業」を目指して取る資格ではありません。
それならなぜ「宅建士」を取るのか?
勉強のためとか、就職に有利とか、いろいろあるでしょう。
でも単に、「国家資格が欲しい」だけであれば、他にも選択肢はあります。
たとえばここに紹介する、「知的財産管理技能士」などです。
3級知的財産管理技能士なら比較的取りやすい
まずは一番目のポイントがここです。
知的財産管理技能士(知財技能士)は、3級から1級まであります。
その中の、3級知財技能士になるための検定試験は、合格率70%です。
宅建士の試験に比べて、はっきり言って簡単です。
簡単ながらも「士」が付く資格です
簡単な国家資格なら、他にもたくさんあります。
たとえば、「防火管理者」。
りっぱな国家資格ですが、講習を受けたり、学歴だけで取ることができます。
ただ、この「知財技能士」、弁護士なんかと同じ「士」が付きます。
(宅建士も「士」が付きますね。)
この「士」がつく国家資格の中で、比較的取りやすいのが「3級知的財産管理技能士」なのです。
コスパも最高。試験に受かるだけで名乗ることができます
資格を、コストパフォーマンスで比較するのもどうかですが・・・。
宅建士試験に受かっても、「宅建士」を名乗ることはできません。
実務経験を積む必要や、代わりの講習、それに登録などが必要になります。
しかし、この「3級知的財産管理技能士」は違います。
検定試験に合格しさえすれば、すぐに名乗ることができます。
検定料は、11,000円と少しお高いですが、登録料込と思えば安いものです。
このほかに必要な費用と言えば、テキスト代で3,000円ほどでしょうか。
15,000円あれば、試験会場への交通費を含めても、おつりが出るかもしれません。
あっ、でも。
「簡単、簡単」と言ってはいますが、ちゃんと少しは勉強が必要ですよ!
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