事業ごっこ(3)事業計画を立てよう!まずは中期3~5か年計画から
将来の事業化に向けて、今行っている準備活動や収益行動を事業として捉える、それが「事業ごっこ」です!
>> 事業のまねごと「事業ごっこ」開始のすすめ
いつまでも、「ごっこ」などというカッコ悪い名前で呼び続ける気は、さらさらありません。
いつの日か、ちゃんと本当に事業化しなくては!
>> 事業ごっこ(2)ネーミングが今ひとつですが、しばらくこれでいいか
いつの日か?
それはいつ?
本当にできるの?
がんばるためには、ちゃんと計画を立てなきゃ!ですね。
目先だけを見てると目標を見失う。遠い目標だと心が折れる。ここは企業を真似して中期計画から始めよう!
今、がんばることは大切です。
目先の事をこなしていないと、何も進みません。
でも、このままでいいのか?、別の方法はないのか、と立ち止まって考える時間も必要です。
気分は、目先の事95%:未来の事5%、くらいでしょうか。
未来の事ばかり考えて、今、何もしなければそれこそ1ミリも進みません。
だからといって、「いつかは月収1000万円!」とかいう遠い遠い目標もダメですよ。
はるかな道のりに心が折れること、間違いなしです。
中期計画の書き方
どこの企業でも、まず間違いなく中期計画というものを立てます。
これがないと、銀行から融資も受けられませんし、取引先から提出を求められることだってありますから。
中期計画というのは、企業の経営計画のうちの中期経営計画の略です。
期間については特に決まりはありませんが、およそ3年から5年とする場合が多いです。
たとえば、「事業ごっこ」の「ごっこ」を取って事業とするために、確定申告が必要な年間20万円超の利益を目指しましょうか。
年 度 | 年度内にすること |
2018年度 | とりあえず黒字化(売上>経費) |
2019年度 | 売上ゼロの月をなくして、年間10万円の利益 |
2020年度 | この年度で、利益が20万円を超える |
2021年度 | 2020年の雑収入を確定申告。事業化おめでとう! |
いいんです!こんなもんで。
今年度の目標である「黒字化」が達成できなかったら、計画を修正すればいいんです。
そもそも簡単に計画通りに事が進むなら、だれも苦労しません!
ちなみに、3年後の定年を機に商売を始めようと準備をされている方なら、こんな感じでしょうか。
年 度 | 年度内にすること |
2018年度 | 商売に必要な、○○の資格を取得する! |
2019年度 | このあたりで開店資金に充てる○○万円を貯める |
2020年度 | 物件の選定を8月までに。内装工事はどうしよう? |
2021年度 | 祝!定年&開店! いらっしゃいませ~! |
みたいな感じでしょうか。
今、少しでも稼いでいるなら、今年度の事業計画も立てましょう!
個人事業主の事業年度は、1月から12月までです。
もちろんそのまま真似をします。毎月締める(月単位で計算する)ことにも慣れておきましょう。
2018年度 | 01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 | 上期計 |
売 上 | 100 | 110 | 120 | 130 | 140 | 150 | 750 |
経 費 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 600 |
利 益 | 0 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 150 |
半年分しかないのは、私の技術が足りないからです。
スマホとかで表示が乱れていたら、ごめんなさい。
もちろん計画通りに事が運ばなければ、期中に何度でも修正します。
年度末(今年の暮れ)には、来期の計画を立てるのもお忘れなく!
ちなみに上の表は、私のものではないですよ。
半年で利益150円では、さすがに悲しすぎます・・・。
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